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ダービーは、イスラエルのラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズ社が開発した視程外射程(BVR)の空対空ミサイル。弾体の空力設計は、多くの点でパイソン5短距離空対空ミサイルの技術に基づいているが、アクティブ・レーダー誘導方式を採用した中距離空対空ミサイルとされている。 == 概要 == ダービーは、高いECCM能力を持つほか、極めて高い機動性とオフボアサイトへの攻撃能力を持ち、ヘッドマウントディスプレイと連動したシーカーによる発射前ロックオン(LOBL)や発射後ロックオン(LOAL)なども可能である。目視外視程では中間アップデート誘導を用いることにより、短-中距離の敵に対応できる。AIM-120 AMRAAMと比較するとシーカーの視程が長く、高いスタンドオフ性を実現しているとされている。 2015年には、パリ航空ショーにおいてI-ダービーERが公開された。I-ダービーERは、弾頭のヒューズとシーカーを統合して空いたスペースにデュアルパルスブースターを装備して射程を100km以上に延長し、シーカーを進行波管ベースのものからアイアンドームのタミールミサイルで実証済みの技術をもとに開発した再プログラムが可能なソフトウェア定義シーカー(SDR)に換装している。SDRの使用は、20-30年の寿命を通じて進化する可能性のある新しい波形、デューティサイクルおよび処理技術、新しい対抗策や技術を含む脅威に対してソフトウェアのアップグレードで出来ることを意味する。寸法に変化はなくダービーが運用できる機体なら問題なく使用できる。メーカーでは「ミーティアと同様の性能を80%のコストで実現でき、AIM-120C-7よりも優れている」と主張している。この派生型の開発により地対空ミサイルをベースにした空対空型であるパイソン6の開発は中止された〔PARIS: Rafael reveals latest air-to-air missile 〕〔I-Derby ER – All New Performance 〕〔ANALYSIS: Long-range fashion catches on in IAF 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダービー (ミサイル)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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